悪質な建売分譲業者の見分け方
これから建売分譲住宅を購入しようとする方は、新聞折り込みチラシやポスティングチラシなどを熱心に見られることでしょう。でもそのチラシには正しい情報が書かれているとは限りません。最近実際にあった事例では広告に掲載されている金額だけでは購入できないという落とし穴でした。
不動産の広告においては各地域の不動産公正取引協議会に加盟し、協議会で定められたルールに則り行なうこととされています、悪質な場合は罰則もあります。
建売分譲住宅を販売する場合、購入者は家具調度品を持ち込めば、ただちに住み始めることができるのが当然です。もちろんガス・電気・上下水道はいつでも使える状態でなければなりません、分譲業者はその状態にして売りわたすわけですから、もちろんガス・電気・上下水道の設備についても販売価格に含まれているということになります。
ところが最近見かけた広告の販売業者は、販売価格に上下水道の工事費の一部を含めず、広告の価格以外に○十万円支払う必要があるそうです。販売業者は表向きの販売価格を少しでも低く見せかけるためにあえて全額を表示していないようですが、これではお客様は騙されたも同然です。
このような悪質な広告を行う業者は、その段階で既に自社の信用を捨ててしまっているようなものなので、購入を進める気にはなれません。広告の仕方を見極めるだけで業者の良し悪しが判断されてしまうわかりやすい例です。