2017年、住宅ローン金利は上昇する?
2016/12/13
「来年の住宅ローンの金利はどうなりますか?」
複数のお客様から続けて同様の質問をいただきました。このところアメリカやヨーロッパの選挙結果が想定外だったり(本当に想定外なのかはわかりませんが)外国の金融政策が変更されたりで、「日本はどうなっちゃうの?」ということでしょうか?
いつも同じ質問をいただいた時には、「心配しなくても大丈夫ですよ。」とお答えします。住宅ローンの金利は、これから住宅を購入しようとする人にとっては、大変に興味のあることでしょうが、実際の住宅購入の資金計画の中では、多少の変動は特に気にする必要はなく、逆に多少の変動が計画に影響を与えてしまうようでは、計画自体に欠陥があることになります。
仮に住宅ローン金利を正確に予測できたとしても、それは自分で決めることではなく、外部が決めることであり、自分のコントロールの範疇ではありません。決められないことに一喜一憂するより、自分が住宅ローンを実際に借入するときに、最善の方法を取れるように準備をしておけば良いことなのです。
とはいえ、金利の予測はだれもが興味があるので、わからないなりに自分でも想像はしてみるのですが、今年一年を通して見ても、史上最低金利を記録したとはいえ、10年以上続く低金利が常態化していることに変化はなく、お隣さんの大統領が誰になろうが大きな変化は無く、もしかして上昇するかも知れないが、それを理由にして買い急ぐ必要のないレベルだと予想しています。
住宅取得計画にとって「住宅ローン金利」は重要ではありますが、それほどエネルギーを傾ける必要はありません。ところが、住宅ローン金利が上昇する局面では、住宅販売業者の「金利が上がっていますよ。」の言葉で消費者の焦りが煽られ、住宅販売が好調に推移します。もしかすると来年はそんな年になるかもしれません。
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