将来の住宅はZEHが当たり前になる？
2017/1/11
ZEH（ゼッチと読みます）とは、住宅の高断熱化と高効率設備により、快適な室内環境と大幅な省エネルギーを同時に実現した上で、太陽光発電等によってエネルギーを創り、年間に消費する正味（ネット）のエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅です。戸建住宅ではハウスメーカーの商品において販売が先行していましたが、ついにマンションが販売されるそうです。
積水ハウスが名古屋市千種区にて、日本初のZEH分譲マンションを販売すると発表しました。ZEHを実現するには太陽光発電パネルの設置が欠かせませんが、マンションの場合は戸数に対して屋根面積が不足するのでZEHは難しかったのですが、今回は高級住宅地での小規模マンションなので必要な屋根面積が確保できたようです。特殊な条件が整ったので可能になったのが実情ですが、ついにマンションにもZEHの時代になりました。
日経BPの記事 http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/120805386/?ST=tomene
全ての住宅においてエネルギーの自給自足が可能になる時代はまだまだ先でしょうが、近い将来、新築住宅はZEHが当たり前になります。まだまだコスト面では疑問が残りますが、これから数年先に住宅取得を考えている方は、思い描く未来の中にZEHは避けて通れないでしょう。
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