頭の良い子に育つ間取り。
2016/10/4
久しぶりの明るい話題、大隅 良典氏のノーベル賞受賞。授賞理由の「細胞内でタンパク質を分解し再利用する「オートファジー（自食作用）」の仕組みを解明した功績」は凡人の私にはさっぱり理解できませんが、少し前まで弊社の地元の岡崎市にある‟基礎生物研究所“に勤めていらしたという事で、全く面識もないのに勝手に親近感を得ております。
この手の話題があるときに住宅の計画をしていると、自然と頭の良い子に育つ子供部屋の間取りと配置のことで喧々囂々侃々諤々となります。
部屋の主である子供自身が、自己主張しない年ごろであれば親が勝手に決められますが、物申す年ごろ、さらに思春期になると親の考えと予算すら無視し、ちゃぶ台返し寸前まで荒れる事も珍しくありません。
つまるところ、決定権者が拒否権発動し、強引に決着させることが多いですが、頭の良い子に育つ間取りなど存在するわけがなく、むしろ勉強のできるできないを、間取りのせいにすることに無理があります。
あまりに快適すぎる環境にあると、ストレスが少なすぎて返って抵抗力が衰えるとも言われています。やはり最近のトレンドの「四畳半」ぐらいが目安ではないでしょうか。
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