その住宅ローン、本当に返済できますか?
2013.10.24
2010年8月のお盆休みの頃、筆者はある新聞記事に目を奪われました。記事のタイトルは「無理なローン、家失う。」内容は、2009年に競売によって一戸建てやマンションなどの自宅を手放した件数は6万件に達したという衝撃的な内容です。
同じ年に建てられた住宅は80万件なので恐ろしい数字です。もちろん単純に割合で比較してよいものではありませんが、住宅購入がいかにリスキーであるかを物語るには充分な数字でしょう。
巷では「住宅ローンを組むときは、一度立ち止まって冷静になり判断しましょう。」と言われますが、筆者はそもそもそれが間違っていると思います。何故ならば、現在の住まいの購入の流れでは、住宅ローンの検討をするのは、住まいの購入段階の最終段階であり、その時には舞い上がっていることもあって、既に引き下がることができない状態にあるからです。つまり自分にとって理想の“資金計画”を組む余裕はその段階では既に無く、どうやったらお金を借りられるかの“資金繰り”を迫られ、購入するしかなくなっているからです。
では、どうすれば破綻しないようにすることができるでしょう、実はとても簡単な事で防ぐことができます。
◆一般的な住宅購入の流れ
・探す(不動産業者や建築会社)
↓
・購入の意思決定
↓
・資金繰り(資金の借り先を探す)
↓
・入居・返済開始
◆理想的住宅購入の流れ
・資金計画
(安心して返済できる借入額を決定)
↓
・探す(不動産業者や建築会社)
↓
・購入の意思決定
↓
・資金繰り
(資金計画に基づき、最適な借入れ先を選択)
↓
・入居・返済開始
生涯をかけてローンを返済する住宅購入は、企業における事業と似た性格を持ちます。事業であるのであれば、上記の様にまずはじめに“資金計画”が必要です。企業であれば、具体的な資金計画が組めない事業は、成功する可能性を見込めないとして見送られるのが常です。
もし、自分は破綻したくないと思われるのであれば、はじめに資金計画を作成するだけで大きく変わることでしょう。そして個人の方にとって最も適した資金計画は“ライフプラン書”に他なりません。
ライフプラン書を作成するという、たった一つの手間を加えるだけで人生が劇的に変わるかもしれません。
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