住宅建築を総量規制しよう。
2016/8/27
旧知の住宅営業マンと雑談、彼曰く「今年の前半は少し上向きかけたと思ったが、後半に入ってからはさっぱり動きが止まってしまった。」とのことです。
全ての会社がそうではないでしょうが、社会全体の雰囲気が、借金をしてまでして住宅を買いたい気分ではないのでしょう。企業ですら設備投資を抑え気味なのに、一般人に金を使えと言われても躊躇するのは当然です。
言葉を裏返せば、今すぐに投資をできる環境にある人にとっては、千歳一隅のチャンス到来なのですが、そのような人でさえ疑心暗鬼になってしまっているのでしょうか？世の中、全てが赤信号に見えてしまい、縮こまっているように感じます。
バブル崩壊後、景気浮揚の為に優遇税制や異次元の融資条件など、大量の飴をばらまき、国を挙げ国民に向け、「家を買え！」の大合唱に慣れてしまった国民には、飴を甘く感じなくなってしまったことでしょう。
こうなればいっそのこと、「○○までに家を買わない奴には、二度と買わせない。」「今年建ててよい住宅は〇〇棟まで。」「住宅ローンの金利は来年から〇％以上上げていく。」などの鞭を打つぐらいの劇薬を撒かなければ、赤信号を渡る勇者は現れないかもしれません。
（もちろん戯言ですよ。）
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