自宅の売却価格が不満な方へ。
2014・2・23
自宅の売却を検討しているお客様との会話の中で次のような一言がありました
「どうせ建物は20年もたてば評価はゼロなんでしょ?」
当たっているような、ハズレているようなご意見です。
現在の中古住宅の流通市場では、木造住宅を評価すると20年でほぼゼロのような査定結果になります。でも理由を聞かれると明確に返答できる人はほとんどいないでしょう。大抵、言い訳に使われるのは「木造住宅の税法上の耐用年数が20年ですから。」といかにも法律で決まっているかのように答える程度でしょう。
建物の程度には直接関係しないのに影響を受けてしまうのは“住宅ローン”です。築年数が20年を超えると融資条件に影響(返済年数に上限を設けられるなど)を及ぼす金融機関があります。建物の状況を確認するまでも無く機械的に判断されてしまいます。つまり金融機関には個々の物件の良否を判断できる能力は無いのです、なのにお金は貸したいので勝手な基準を作って自己防衛をしています。結果として中古住宅の売り主が不当な評価を押し付けられることになります。
住宅ローンの条件が悪くなれば購入者も物件に対する興味が薄れます。結果として販売価格を下げざるを得ないことになります。このような直接的に建物の状況に関係ないところで評価をするシステムになっているので中古住宅の価格は本来の評価以下になってしまうのです。
現在国交省が中古住宅の評価方法を見直そうとしていますが仮に新しい評価方法ができたとしてもそれが標準化するのは何年も先のことになるでしょう。では、それまでのあいだに自宅を売却したい人はどうすればよいか?答えは、正しい評価をし、ほんの少々の工夫で少しでも高く売却できるパートナー(不動産コンサルタント)をみつけることしか今は無いでしょう。
今晩でソチオリンピックが終了ですね、?マークの付くこともありましたが選手の皆さんはどうぞ胸を張って帰国していただきたいです。
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