変動金利はやめておこう?
昨夜は幻想的な“おぼろ月”をなんとか楽しむことはできました(季語でいうおぼろ月は春のようですので、秋ではなんというのでしょう?)。今夜は台風の影響で東海地方は大荒れの予報です、皆さん充分にご注意ください。
住宅ローンの借り入れを考えている方は、まず初めに金利のタイプに悩まれるでしょう。金利のタイプは大きく分けて変動型・固定期間選択型・全期間固定型の3種類に分かれます、つい最近までは変動型が一番人気でしたが、少々様子が変わってきたようです。
住宅金融支援機構が毎月発表している“民間住宅ローン利用者の実態調査 金利タイプ別利用状況”の8月版によると、
変動型 49.8%(前月比3.4%減)
固定期間選択型 26.3%(前月比2.7%増)
全期間固定型 23.9%(前月比0.2%増)
という結果で、固定金利型が変動型を上回りました。
まだ単月での結果なので、これをもって利用者のマインドが固定金利型にシフトしたとは言い切れませんが、フラット35に関しては、今年の4月に借り入れ条件が厳しくなったのにもかかわらず、固定金利型の利用者が増えているという事に注目です。
もっとも現在の超低金利が、今すぐに急上昇することは考えずらいので拙速な判断はできませんが、これから住まい探しをされる方はより慎重な検討を要すことは間違いないでしょう。
固定期間選択型における固定期間の一番人気は「10年間固定」だそうです。私見ですが、この結果からも変動にするのか固定にするのか悩んだ末に、中間的な選択をした様な気がします。
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