家具選びから始める住まい探し。
先日、ライフプランを作成させていただいた先で、とても良い家具に出会いました。本当に良い家具は、触れただけで“癒し”まで感じさせてくれます。
住宅金融支援機構の調べによると、住宅建築・新規購入後、概ね1年以内に購入した(及び購入予定の)耐久消費財の平均的な金額は、一戸建て(新築)で175.1万円、建売住宅で117.4万円、新築分譲マンションで118.4万円、中古住宅で84.5万円だそうです。
品目別に購入状況をみると、最も購入世帯比率が高い品目は「カーテン」であり、以下「照明器具」、「ルームエアコン」、「テレビ」、「応接セット」、「じゅうたん・カーペット」などの順となっており、比較的、家具類が多い。
新築住宅に住み替える際に、新たに必要となる家具で代表的なのは「応接セット」でしょうか、リビングが広がるのにあわせて新調しますね。ではその価格はみなさんどれ位の価格の物を購入するのでしょうか?
同調査では一戸建ての場合、平均で104,900円となっています。この価格は妥当なのでしょうか?例えば冷蔵庫の購入金額は平均で133,000円です、ただし冷蔵庫には寿命があります、10年くらいでの買い替えが目安のようですので、生涯では6台から8台くらいは購入します、よって100万円くらいは必要です。
それに比べて最近の家具の扱いは、値段が安いことが第一条件で、使い心地やデザインはないがしろにされています。冷蔵庫ももちろん重要ですが、家具もやっぱり重要です。
住まいを購入する際は、はじめから家具の予算を考える人は稀なので、致し方ないのかもしれませんが、最終的に余った予算だけで揃えようとすると、家電製品が優先されて、家具は「とりあえず」の物になってしまいます。
同じ期間使えるとしたら、もう少し家具に目を向けてあげても良いかもしれません。良い家具は一生ものですし、家族と一緒に思い出を作ってくれます、どこの家庭にもお気に入りの家具と一緒に写った写真がありませんか?意識はしなくても家具は「家と家族の一部」になっています。