お家の進路相談所スタッフブログ

太陽光発電は6軒に1軒。

住宅金融支援機構が今月発表したデータの「新規住宅取得者の耐久消費財購入実態」のなかで太陽光発電に関するデータがありました、以下概要

 

2010年11月からの半年間に新築一戸建て住宅を購入した世帯のうち、17.5%と約6軒に1軒が太陽光発電システムを導入したことが、住宅金融支援機構の11年度住宅取得に係る消費実態調査で分かった。中古住宅などを含む全住宅取得世帯では8.5%となり、03年度の前回調査(太陽熱温水器の導入世帯も含む)の1.3%から大幅に伸びた。 同機構は、太陽光発電システムに対する国の補助金や省エネ志向の高まりが普及の要因とみている。

 

 全国平均で6軒に1軒ですが、当地三河地域はそれを大幅に上回るのではないかと思います。お客様と建物の事についてお話をさせていただくと新築・中古を問わず、100%の確立で太陽光発電の設置について検討して見えますので、とにかく興味は全員がもってみえるのでしょう。

 

 ただし興味の内容はまず第一に「今、設置しても良いのか、元は取れるのか?」です。

では本当に元は取れるのでしょうか?設置希望者に対してソーラーパネルのメーカーは必ずシミュレーションをしてくれます、特にこの地域は発電効率の高い地域とされていますので、どのメーカーも得意満面の笑みで「これでどうだ~」とシミュレーション結果を見せてくれます、結果はどれも「付ければ得をする。」という結果になります。

 

結論から言いますとメーカーは嘘はついていないと思います、事実、得をする方は大勢いらっしゃるとは思います、ただし得をするかどうかは昼間の発電する時間帯(売電して儲けてくれる時間帯)にどれだけ消費を抑えるかにかかってきます、家族構成や間取り・発電能力等によっては「損」をするかもしれません。

 

幼児や高齢者がいて空調の使用時間が長い家庭や、そもそも電力消費の多い家庭は注意しないと「損」になる人もいます、くれぐれも流行っているとかみんながつけているからとか他人につられて設置するのだけはヤメましょうね。

 

とはいえ私も自宅には将来付けてみたいとは思っています、そのために我が家は当初から設置しやすくパネルの枚数も沢山置けるように屋根傾斜を考え、屋根形状も東西に長い切妻屋根にしてあります。
 でもいざ付けてみたら売電にいそしむあまり、真夏に省エネし過ぎて熱中症でダウンなんて事になれば笑い者ですね、機械は「使われる物」ではなく「使う物」です、我慢は程ほどにしましょう、快適な生活を捨ててまでして取り付けるなんて本末転倒ですよ。

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