太陽光発電、付ける?付けない?
2014/11/8
先月、九州電力が大規模太陽光発電の新規接続契約を受け付けないと発表した“九電ショック”により、住宅の屋根に太陽光発電をつけるブームが下火になるのかもと思っていましたが、現状はそうでもないようです。
ハウスメーカーは九電ショックを好機と捉え、「早くやらないと、買取りしてもらえなくなりますよ。」というセールストークを手に入れたようです。人の不安につけ込むようなやりかたですが、グサリと刺さる言葉でしょう。
中部地域では買取制度は当分見直しされる様子はないそうですが、太陽光発電の設置を将来検討していた方は、いつかはこの地域も買取されなくなるのではないかと不安に思うことでしょう。国が簡単に約束を反故にすることはないはずですが、お役人の言うことは信用できないと多くの方が思っている(私もそうです)ので、「早くしないといけないのかも。」と煽られます。
太陽光発電を住宅につけることを否定するつもりは毛頭ありませんし、資金的に無理がなければ行うべきだと思います。ただし、知り合いのハウスメーカーの営業マンが「今は太陽光発電をセットに話をしないと家が売れない、だから借り入れを増やしてでも太陽光発電を勧める。」と言っていたのは気にかかります。
太陽光発電をつけるためだけに家を買う人はいないでしょうが、家を買わせるために太陽光発電を売る人はいます。家を建てる話を始めたのにもかかわらず、何故か太陽光発電ばかり強く勧められているとそればかりが気になり、そのうちに全てが太陽光発電を中心にして回り始め、契約時期や工期、契約金額までが決められてしまいます。どう考えても本末転倒です。
一部の太陽光パネルには、猛毒と呼ばれる物質も含まれているそうです。将来、パネルを撤去するときに撤去費用が莫大にならなければ良いのですが、もしかすると子供たちの世代に大きな負担をかけることになるのかもしれません・・・。
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