住宅ローン減税拡充の問題点。
今朝の日経新聞の一面に「住宅ローン減税拡充」の記事が大きく掲載されていました。消費税の増税に伴い、減税期間を今の10年間から15年間に延長し、減税額も最大で1千万円規模に増やす。さらに今までの問題点であった、借入金があっても納税額が減税額を下回っている世帯には、差額をエコポイントで給付するというものです。
ついに減税だけではなく“給付”まで登場の様子です、前々から「消費税を増税する時は恩典を付けますよ。」と政府が予告をしていましたが、“ここまでするか!”というのが私の感想です。減税の規模は最大で年1兆円規模になるそうです、住宅ローンの有無にかかわらず、国民一人あたり毎年1万円の負担になる訳ですから慎重な議論が必要でしょう。
先日の木材エコポイントに続いての今回の発表ですが、選挙も近い雰囲気なので政治家の人気取りで税制が決められるとしたら、せめてもう少し解り易く、且つ皆に平等な方法を考えていただきたいなと思います。
減税や給付という“飴”をもらえるのは素直にうれしいですが、国策の為に住まいを買おうという方はいらっしゃらないでしょう。飴の前にやらなければならないのは「どうすれば安心して住まいを持つことができるのか」の答えを示すことではないでしょうか?目の前にニンジンをぶら下げられれば馬は走りますが、肝心の馬が準備不足だと途中で力尽きてしまうのは明らかです。
しかし、せっかくの恩恵ですから使わない手はありません(自分が使わなくても他の誰かが使います。)目の前のチャンスを逃がさないように“その時”にそなえて準備が必要です。
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