家相
10年以上前のお客様ですが、家相の専門家
(トップクラスの方で、現在も大活躍中です。)
の方のご自宅を担当させていただく機会が
ありました。
プランの打ち合わせが始まるまでは正直言って、
大変光栄ではありますが、何かトラブルが起こるのではないかと
恐々としておりました、自分なりに家相の勉強をあらためて行い
緊張して打ち合わせに向かったのですが、結果として決まったプランは
いたって普通のプランでした。
打ち合わせでは、目からうろこの話の連続
印象的だったのは
・家相は科学であり、迷信ではない。
・やってはいけないではなく、こうするともっと良くなるのを
教えるのが家相。
などの言葉です、過去の建築技術を基本にして家相が作られて
いるので、現代の建築技術であれば全く気にしなくても
良いことがたくさんあるそうです。
どうしても家相にこだわりたいのなら、
「トイレは昔の家のように、屋外に離れで作らなければいけなく
なるけど、そんなことのできる人はいませんよね」
とのこと、なるほどなぁと納得です。
「家相を見てくれる「先生」というかたは世の中に
大勢いらっしゃいますが、間取りに文句を付けるうちは
まだまだ二流ですね」
とも、どうしても問題がある場合はできるだけ経済的負担の
ないように解決策を授けるそうです。
(例えば、樹を植えるとか、窓を付けるとかなど)
その先生曰く、一番良い間取りとは、「早く帰りたくなる家」
う~~ん、深いなぁ~。