年金とマイホーム
先日ライフプランを作成させていただいたお客さまからも質問されたのですが、
“年金はいつからいくらもらえるのですか?”
という質問の答えには少々困ります、そもそも公的な年金に対しての考えは、
“納めろと言われるので納めている、というよりも給料から勝手に引かれているので納めている感覚もない。”
そんな感じの方が多数なのではないかと思います、国民の感覚がそうなので未納者がどんどん増えるのはいたし方ないのかもしれません、仕組みが複雑なうえに知らないうちに徴収できる(される)システムを構築してきたがために、年金の納付に対する意識が薄れてしまい、結果として年金全体に対して興味がなくなってしまった人が多いのでしょう。
でもマイホームを持つとなるとそうはいきません、人によっては年金受給年齢になっても住宅ローンの支払いが残ってしまうかもしれませんし、その前に年金にどれぐらい期待していいのかの問題もありますしね。年金関係の法改正や退職年齢の延長など不確定な要素が山盛りなので断定的なことは言えませんが、少なくとも33才以上(年金受給年齢68歳-返済期間35年)で住宅ローンを組む人は、きちんとした計画を立てておかないとトンでもないことになるかもしれません。
質問の答えですが、きちんとヒアリングさせていただかないと正確なことは分かりません。自分はまったく年金に期待していないという人が意外に多かったり、期待していた人が全然少なかったりすることは良くあります、公的な年金については近くの日本年金機構や社会保険労務士の方などでも教えていただけますので相談してみてください、もちろんホックスでもご相談いただけます。
私の娘も21歳の学生なので、自分でバイト代から年金を支払うようにしています、毎年納付の時期になると『年金高~い、学生を殺す気か~』と夜空に向かって叫んでいます。