お家の進路相談所スタッフブログ

パルテノン神殿VS法隆寺

 

 

 

 遠い遠いギリシャの選挙の影響が世界中に響いています。ギリシャ神話の神々の怒りが日本へ来るのは勘弁してほしいですが、とばっちりが既にあちこちに現れているようです。

 

 私はギリシャどころかヨーロッパへは一度も行ったことはありません。死ぬまでにはオリンピアの古代遺跡とロドス島へは何が何でも行きたいと思っているのですが、それまであの国は国としての体裁を持ちこたえてくれるのでしょうか、とても心配になってきました。

 

 せっかく先月までは景気動向指数(DI)もいい感じで改善されていましたが、今月の結果は期待できそうもありません、為替も株価もぬか喜びの様相です。住まい探しをしている方にとってはそれらの影響なのか、住宅ローンの金利が低下傾向にあるのがせめてもの救いでしょうか。

 

 建物の外観を検討するときに使われる手法として“黄金比”があります。黄金比とは縦横の比がおおよそ8:5の比率であり、もっとも美しい比率として有名です。黄金比はパルテノン神殿の外観デザインにも用いられており、身近なところでは一般的な名刺のサイズは黄金比になっているそうです。

 

 では日本建築はどうかというと“大和比”とか“白銀比”と呼ばれる1:1.414(√2)の比率が用いられて来たそうです、仏像や寺社のシルエットはこの比率で作られていることが多いようです。

 

 法隆寺を建立した聖徳太子は大工の神様とも呼ばれていますが、大工にとっては必須の道具“曲尺”は聖徳太子の発明品といわれています、その曲尺にも白銀比が刻まれています。

 

 自分で間取りや外観デザインを考えているときに“なんだか不恰好だなぁ~”と感じられることがあるときはどちらかの比率に近づけてみると「しっくり」するかもしれませんよ。

 

 

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