いまどき、雨漏りのする家。
自分の購入した住まいに瑕疵(欠陥)があれば誰でも嫌なものです、残念なことに建物は人がつくるものであるかぎり瑕疵がなくなることはありません。住宅リフォーム・紛争処理支援センター“住まいダイヤル”によると、2011年にセンターが電話相談を受けた不具合事象は、「ひび割れ」が最も多く22.9%、次いで「雨漏り」16.9%、「はがれ」11.9%、「変形」10.2% の順となっているそうです。
注文住宅であろうが建売住宅であろうが「ひび割れ」や「雨漏り」はおこるようです、これから住まいをつくる人にとってみれば、雨漏りなんておこるのは大昔の建物のことであって、現代の家、しかも自分の家でおきるなどと言うことは想像すらしないのではないでしょうか。
雨漏りの起きる原因は、施工不良・手抜き工事・劣化などが主な原因なのですが、隠れた原因として「ムリなデザイン」もあります。
ムリなデザインが原因による雨漏りの修補は困難です、街中でも見た目の好みにこだわりすぎて雨漏りをおこしているであろう建物をこのごろは頻繁に見るこようになってきました、事例は上げるときりが無いので別の機会にいたしますが、理由はコストダウンと受注が欲しいあまり、お客様に対して「イエス。」としか言えない建築業者にもあります。
ムリなデザインを保ったままで、修補ができないのであれば、雨漏りの事象が起きたときに対処するのみになり、根本的な解決はできないままになってしまいます。原因が“注文者の意向に沿った”ことによるわけですので余計に解決が困難になります、建築業者は設計の段階で“問題が内包”されていることに気づいてはいるのですが、注文者に向かって「できない。」ということはマイナスイメージにとられてしまうというジレンマで「分かっていても言いにくい」状況なのです。
本当にお客様のことを第一に考えれば「このデザインでは雨漏りを起こす可能性が高いですよ。」と伝えるべきでしょうが、とにかく売ることを優先する体質の会社にその言葉を期待することはムリでしょう。
住まい探しは会社の大小だけでなく、建てる前も建てた後も誠実に対応してくれるパートナー選びが重要です。
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