新築・中古どっちがお得?
2013・11・15
日本では住宅を購入するというと、まずは新築住宅を思い浮かべます。外国から見るとこの傾向はかなり特殊に映るようです。
外国の住宅事情と日本の事情を比較しても、大きな意味は感じませんが、確かに中古住宅の流通シェアについては、日本だけが以上に見えてきます。新築至上主義(建築業者からすれば新築偏重主義)だから仕方がないといえば終わりですが、年間では住宅購入者の13%程度(H20年総務省調査)が中古住宅を購入し、残りが新築を購入しています。諸外国ではそれが反転して中古住宅の購入者の方が圧倒的に多いそうです。
それでも政策の影響もあり、徐々にですが中古住宅のシェアが増えて生きています。以前は融資においても中古住宅購入後のリフォームには有利な融資が使えませんでしたが、各金融機関が中古住宅にも目を向けるようになってきましたのでハードルがかなり下がってきたように感じます。
経済的な合理性で言えば明らかに中古住宅の方が有利な場合が多いでしょう。例えば新築マンションが例え一瞬でも誰かの手に渡り、中古マンションとして売りに出されると2~3割は新築時より値段が下がることも珍しくありません。それを購入し、そのまま住むも良し、自分好みにリフォームするも良し、どちらにしても新築では得る事の出来ないメリットが中古にはあります。
「中古は建物が信用できないから嫌!」と言われる方もみえますが、今ではインスペクションや耐震補強など技術が進歩してきています。特殊な特許工法などを望まない限り、ハード面では新築も中古もそれほど大きな差はないといっても良いかもしれません。さらに、心配でしたら各種保険も充実してきましたので、不安を解消する手段も増えてきています。
日本でも住宅取得の第一選択が中古住宅(既存住宅)になる時代は、すぐそこまで来ているのではないかと思います。
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