新築? 中古?
これほど長期間ブログをお休みさせていただいたのは初めてです、実は私、たぶん人生初のインフルエンザに罹ってしまいました。世の中には傍で見ているだけでなく、体験してみないと分からない物がたくさんありますが、インフルエンザで死亡者が出る理由がカラダで理解できました、これほど辛いものだと知っていたら、妻が以前罹った時にもっと労わってあげるべきだったと反省しております。しかし良い事がひとつだけ、きつくなってきていたズボンのウェストボタンが、今は余裕で留められます。
そろそろ春が近づくと住まい探しも活発になってきます、新築住宅が良いのか、中古住宅が良いのかこれから悩まれる方もでてくるでしょう。2010年に国交省が行った調査で“消費者が中古住宅を購入する際に求めるサービス”の答えで、22.2%の方が「どのようなサービス、情報提供があっても中古住宅検討はしない。」と答えました、およそ5人に一人が「絶対に中古住宅は買わない!」と心に決めていらっしゃるようです。
逆の見方をすれば、五人に四人は中古住宅という選択肢もありうるとの考えです。それだけ多くの人が「場合によっては、中古住宅もありだよね。」と考えていても、実際には全住宅の流通量に占める既存住宅(中古住宅)の割合は13.5%しかありません。供給量が少ないのか、不動産業者等の供給者側の努力不足なのか、どちらにしても需要と供給のバランスがとれていないのは事実です。
よく“日本の住宅は寿命が27年くらい”と言われていますが、それは建物の構造的寿命が短くて解体されてしまうのではなく、中古住宅マーケットに提供されても商品価値が無いとみなされて解体されてしまうのが主な理由です。
気候風土の違いもあるでしょうが、アメリカでは66年、イギリスでは80年もの間、解体されずに使い続けられます。高度成長期以来何十年もの間“新築至上主義”に捕らわれてきた日本人に、文化として中古住宅を根付かすにはまだ時間がかかるかもしれませんが、需要が生まれつつある今、このシェアは上がっていくでしょうから、みんなが注目し始める前に物件の良否を見抜く目を養っておく必要はあるでしょう。
それにしても何度かこのブログでも取り上げていますが、中古住宅というネーミングがそもそも悪いですね、名前を変えるだけで流通シェアは20%くらい上げられるのではないかと思うのですが・・・。
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