住まいの標準的な広さ。
「今の我が家は他所のお家と比べてとても狭いんです。」ある日住まいを探しているお客様の奥様から言われた言葉です。その方が当時住んでいた家は、いわゆる4LDKで駐車場が3台分ありましたので土地が60坪はあったかと思います。
この地方での一般的な戸建て住宅に比較すれば十分に広い方だと思いますが、その奥様はご実家が農家だったそうなので狭く感じられたのかもしれません。住まいの標準的な大きさは地域によって大きく隔たりがあります(やはり都会は狭く、地方は広い傾向です)、とにかく広ければ良いという事ではもちろんありませんが、やはり我が家が広いのか狭いのかは気になるようです。
政府は4人家族の場合「健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な水準」として50㎡と定めています、ただし将来的には都市部では95㎡、郊外の一戸建てでは125㎡を“目指す”こととなっています。
つまり50㎡を下回ると“狭い家”というジャンルに入れてしまわれる事になりそうです、50㎡といえば住宅ローン控除を受けるにも最低限の床面積になります、単身者向けの住居を除けば最低ラインということでしょう。
住宅金支援機構の調査でも、新築住宅では125㎡から150㎡の間の床面積が40%を占めていますので、そのあたりが感覚的には“普通”となり、それを超えると“大きな家”と捉えられるのかもしれません。
どんなものでもサイズは「大きい方が良い。」と思われるかもしれませんが、住まいに限っては決してそうではありません。物質的な大きさよりも“大きく感じて使える”ように間取りやデザインを工夫した家の方が経済的で快適に生活ができます。
そういえば私の初めてのマイホームはちょうど50㎡でした。小学生の娘と妻と私の3人暮らしでした、ちょっと狭かったけど思いおこせばコンパクトにまとまり、よくできた家だったと自画自賛してます。
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