住まい探しの初めから考えておきたい親との同居。
明日は「敬老の日」です、敬老の日は多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うことを趣旨とする、と祝日に関する法律にて定められているそうです。こどもの日も祝日ですが、母の日・父の日は祝日ではありません、別にだからと言って文句があるわけでもないですけどね・・・。皆さんも身の回りの大先輩方の長寿をお祝いしましょう。
高齢の親を持つ方で将来、親と同居することを予定していらっしゃる方は18%、近居(片道15分以内に住む)の予定の方は19%、合わせて4割近くの方ができるだけ近くに住むことを想定しているそうです(国道交通省調べ)。
以前は、長男や長女などいわゆる跡取りの方であればほぼ自動的に同居があたりまえでした。ところが現在では少子化が進み、子供の都合を考えると同居は難しく、「老々世帯」は増加の一方です。
少子化の傾向には今のところ歯止めがききません、そうなると一人っ子同士が結婚した場合は、将来、跡継ぎの争奪戦を夫婦それぞれの親同士が繰り広げることになるかもしれません。
その時にどうすれば争奪戦に勝てるのかを考えるのではなく、自分の老後が子供に依存せずに暮らしていけるのかを考えておく必要があるでしょう。これから住まい探しをされる若い世代の方にとってはあまりに遠く感じる未来なのでイメージが湧きにくいかもしれませんが、予め備えられることはいろいろとあります。立地条件・間取りや設備の可変性などを将来の同居の可能性を含めて考えておく、若しくは子供を自分の側に寄せるのではなく、自らがそのときには転居できるようにするなどです。
自らが転居するには、それまでの自分の家を処分するなり、賃貸に出すなりしなければなりません。その場合はあまり個性が強い住宅の場合は、条件が不利な方向に働きます、せっかくのマイホームだから個性的にしたい気持ちはわかりますが、行き過ぎた個性を主張する場合、将来のリスクを伴う事を理解しておかなければいけません。
設計士の方やハウスメーカーの営業マンの方で、お客様の希望を何でも聞いてくれる人が良いプランナーとは限りません。本当に良いプランナーとは、お客様にとって耳の痛い事でも臆せず助言してくれるプランナーが真のプランナーでしょう。
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