異次元緩和で住宅ローンは転換期を迎えました。
昨日は朝から立て続けに「住宅ローンについて教えてほしい。」と問い合わせをいただきました、急に不安になる方が増えてきているようです。
黒田日銀総裁は、異次元緩和で金利は下がると言っていたと思うのですが、現状は逆の方向に向かっています。
昨日も長期金利の基準となる10年物国債の金利がコントロールできない状態になったようです、私見ですが、このままでは来月の住宅ローンは今月以上の金利上昇になると考えています。
金利が上下することを庶民ではコントロールできませんが、将来を見据えて住まいの購入をすることはできます。これまでの住宅ローンの借り入れ条件は、住まいの購入を考える人にとってどこでどんな条件で借入してもハズレをひくことは無かったと言っても良い状態でしたが、これからは素人判断で決めてしまうと大変な目に遭ってしまうでしょう。
これからの住宅購入は、最近の10年以内に購入した方の成功体験はまったくあてにならないでしょう。これまでも莫大な借入を伴う住宅購入は慎重に検討することをおすすめしてきましたが、より一層と慎重にならざるを得なくなりました、特に住宅ローンの選別についてはきちんとしたアドバイスを受けて納得してからでなければ決めてはいけません。
日銀総裁ですらコントロールすることができないものを、一生かけて返済することになるのです。現状の住いの購入パターンは、買う物を決めてから住宅ローンを決めます、買う物を決めるのに費やす時間を100とすると、恐らく住宅ローンの選択に費やす時間はせいぜい5程度でしょう。せめて現状の2倍くらいの時間を費やせば、自分の身を守る住宅ローンを選択できることになると思います、どうか普段の買い物に出かける前に財布の中身を確認するように、住まいの購入を決める前にいくらなら安心して返済できるのか確認してから住まいを探しに出かけてください。
多くの方にとって人生最大の買い物は“住宅”ではなく“住宅ローン”だということをお忘れなく。
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