住宅ローン控除 連帯債務と連帯保証。
2014・07・12
連帯債務と連帯保証の違い、一般の人だとほとんど理解していないと思います。先日、ご相談にみえたお客様もその誤解でつらい思いされました。
そのお客様は某一流ハウスメーカーの若い担当者と商談中で、当初から「自分たちは共働きなので収入合算し、住宅ローン控除を両方で受けられるようにしたい。」と伝えていたそうです。その担当者は「ハイ、わかりました。共働きなら皆さんそうですよね!」と元気に返事をしたそうです。
ところが商談の途中で住宅ローンの話を織り込むと営業マンが「連帯保証人が・・・。」「連帯保証人を・・・。」と連帯保証人という言葉を連呼するようになり、お客様はだんだんと不安になってきたそうです。
夫婦で住宅ローン控除(正式には住宅借入金等特別控除)をうける要件として“連帯債務”は必須です。連帯保証と連帯債務は、字面は似ていても全く内容が異なります、もし間違えて夫婦のどちらかを連帯保証人にしてローンを組むと、期待していた住宅ローン控除を両方が組むことはできなくなります。
ご相談者はそのことをご存知でしたので、とたんにその営業マンに不信感がつのり、結局は商談を打ち切ってしまったそうです。ひょっとしてその営業マンは、ついうっかり間違えてしまっただけかもしれませんが、当事者にとっては大きな問題です、あとから「ごめんなさい。」だけでは済まされない事になります。
一般の方が保証と債務の区別がつかないのは仕方のないことかもしれませんが、住宅建築の営業マンがこの程度だとお客様は大損害です、住宅営業マンとして最低限の知識を持ち合わせていないのであれば、その建築会社はきちんと教育が済むまで、お客様の前に立たせないようにするべきです。
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