住宅購入の消費税を減免?
消費税の税率アップについて財務大臣から興味深い発言がありました、以下は今朝の新聞記事より、
減免割合については「新たな負担を発生させないくらい思い切った対策を取る」と述べ、増税分が事実上相殺されるような制度構築を検討する意向を示した。
安住氏は「ほとんどの人にとって住宅は人生で最も大きな買い物。増税した場合、影響が大きすぎる。消費税率引き上げの負担を緩和する措置が必要だ」と強調。減免措置は増税直前の駆け込み需要と、その反動による住宅市場の悪化を防ぐ狙いもあるとした。
具体的な減免措置に関しては住宅ローン減税などを挙げ「今後、実際に減免する手法を詰めていく」と国土交通省と協議する方針を示した。住宅だけを非課税とする可能性は「消費税は単一税率との方針を維持する」と否定した。
ポイントは二つですね、まずは住宅の消費税を上げないのではなく、税率は他と同じように上げるということ。税率を上げるということは一時的かもしれないが上昇する分は今までより資金が必要になりますので消費者のとってはマイナス効果です。二つ目は減免措置の方法、住宅ローン減税の改正などの方法を検討しているということですが、住宅ローンを組まない人または借入の金額が低い人には不公平な方法です、国内消費を推奨するのは良いとしても、借入金額を増やすことを推奨するのはいかがなものでしょう?
そこで提案です、ローン減税などで時間をかけてちまちま恩恵を与えるのではなく、エコポイントよりも使い易い増額分と同額の「利用期間限定の通貨」を請負契約から引き渡しまでの間で発行するというのはどうでしょう?住宅の取得には直接的・間接的に必要な消費財等が沢山必要になります、「利用期間限定の通貨」にすれば、仮に100万円増税になるのでしたらそれぐらいの金額は、家財の買い替え・引っ越し・諸々ですぐに消費してしまいますので使い勝手は悪くないのでしょうし、期間限定であれば世の中にもすぐ還元されると思うのですが・・・誰か財務省の偉い人に伝えてもらえませんか?
岡崎は久しぶりに暖かい日曜日です、でも来週はまた冬将軍が返ってくる様子です、気を緩めずに立ち向かいましょう。