フラット35 全額融資は必要か?
2014・1・9
早いもので松の内もあけて正月気分はお終いでしょうか、そろそろ気分を切り替えて仕事に励みます。
年初の住宅ローン金利の動向は、先月と比較してほぼ横ばいといった感じです、今年一年はそれほど大きな変動は無いのではと弊社は考えます。
フラット35に関しては、今年は全額融資が復活する見込みですが、制度変更に伴い内容が変わり、融資率が9割を超える場合は、返済の確実性を慎重に審査すると共に融資額全体の金利を標準設定より割高にすることが予定されております。詳細は2013年度の補正予算成立を待たないと判りませんが、弊社としてはこの改正は基本的には反対です。
一部の高額所得者を除き、住宅を購入するにあたって自己資金なしで購入することは無謀とも言える事であり、FPとしてはとても勧められる行為ではありません。住宅金融支援機構もそれが分かっているからこそあえて全額融資には厳しい条件を課し、簡単には利用できないようにするわけです。それであれば無理に全額融資を導入する必要はまったくありません。
今後、ハウスメーカーは全額融資を華々しく宣伝するでしょう。もしそれで気に入った物件を手にできると考える人がいるのであれば、今一度立ち止まりじっくりと再考していただきたいです。
自己資金をがむしゃらになって貯めなさいと言っているわけではありません、「全額融資をしてもらえるなら家が買える。」という方はその時点で既に危険水域にいるということです。
住宅購入の基本中の基本
「借りられる金額は決して返せる保証のある金額では無い。」
住宅購入をサポートする立場の人間にとって最低限のモラルです。
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