教育費とマイホーム
今日の弊社の界隈はビル風が強く街頭の寒暖計の表示より冷たく感じます、道行人は首を縮めてマフラーで顔が見えません。
さて幼稚園・保育園に入園されるお子様をお持ちの方はもう手続きは済ませられましたか？これからは教育費が本格的に必要になってきますから覚悟と準備が必要ですよ。ご存知のように子供一人当たりに生涯必要な費用は概ね３０００万円だと言われています、そのデータは大学まで公立（国立）に進学するという仮定ですから私立になるとそれを遥かに上回ります。
教育費とマイホーム資金のどちらを優先べきでしょうかという質問を以前お客さまからいただいたことがあります、ずいぶんと乱暴な質問でしたがその方はまだお子様がいらっしゃらないので気軽な感じで聞かれたのでしょうが、その時はお客様の本意が解らず『比較すること自体がナンセンスですよ』と真顔で答えてしまったことがあります。幸せとはなんであるかその人によって違うのはあたりまえで、他人から見た評価と本人の自覚は全然違うことがあるということがやっとこの歳になって理解できるようになってきた気がします。
本当に将来必要になる教育費を正確に予測するのは困難ですが、マイホーム資金の予測はそんなに難しいことではありません、どちらを優先するではなく、どちらが計画的に進めやすいかという事で判断していただくのが良いのではないでしょうか。
恵まれた住環境とはどんな環境を指すかということも人それぞれでしょうからこれからマイホームを探す方はいろいろな選択肢をしっかりと比較していただきたいです。周りの人が採用している方法が必ずしも自分にとっても最適な方法とは限りません、新築：中古 注文：建売 戸建：マンション 所有：賃貸 その他の方法とマイホームの取得方法もいろいろとありますからね人のまねをする必要はありませんよ、じっくり考えましょう。
だいぶ前でしたから今は違うのかもしれませんが、年収４００万円以下の親の場合、東京大学は学費免除になるという記事を見ました、私学の大学でも優秀な生徒には奨学金を増やす方向にあるようですね、教育資金をコントロールするためにもこれからの親はお子さんの教育をお母さんだけに押し付けずお父さんも積極的に参加してみてはいかがですか？（自分のことはまったく棚に上げています、後悔先に立たず、自己弁護）でも子供が可哀想かなぁ・・・。
