エコキュートの施工方法が見直しされます。
このところ台風が太平洋をしつこくうろうろして迷惑ですね、沖縄方面の離島では食料品が底をつきそうになっているとの事、台風さんもう勘弁してください。
最近になって建物の基礎工事は厳しくチェックされるようになったこともあって、以前よりは信頼性が増しましたが、(それでも稀ですが、いまだに酷い現場もあります)なかなか改善の進まないのは建物の本体工事が終了した後に設置される、給湯器やエアコンの基礎工事です。
特にエコキュート等については東日本大震災のときも転倒などのたくさんの被害がでました、被害が出た理由の多くはエコキュートの基礎工事がマニュアル通りに施工されていなかったのも原因です。
一般的なエコキュートは満水時の重さが550㎏を超えるそうです、それほどの重量物が満足な基礎も無く設置されていれば地震の時はひとたまりもありません。施工がひどい場合、地震が来なくても傾いたり、沈下したりすることもあります。
あまりに被害が多いので、国土交通省も建築基準法の告示を改正する方針を出しました。告示が交付されれば以降は施工マニュアル違反をした場合は建築基準法違反になるので少しは改善されるかもしれません。
しかし何故マニュアル違反の施工がいままで蔓延したのかを改善しないと根本的には治らないでしょう。エコキュートの設置工事は一般的には水道設備業者が行います、そしてエコキュート自体は、大体は建物と敷地境界のぎりぎりの隙間に設置されます。そのような場所だと重機が入れないため人力に頼った施行になります、またエコキュートの下の地下に他の排水管などが通っていることが多く、初めからマニュアル通りの施工ができないことが分かっている場所に設置することもあります。それではきちんとした施工ができるわけがありません。
最近では既製品の専用基礎なども出回ってきましたが、もともとの基礎の下の工事が未熟だと意味がありませんし、見た目だけきれいなだけでは、いざという時に頼りになりませんので割高な工事費を払うだけになってしまいます。
施行者のモラルに頼るだけでなく、発注者(施主側)もチェックを怠らないようにしないといけません。
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