結局、金利はどうなる？
最近の為替変動について、日本政府は何もしていないと言っているのに勝手に為替が動き円安になっていく、そのことに外国が文句を言うのではないかと憶測が流れると逆方向で円高へ、ところが文句は言われなかったと噂が流れればやっぱり円安へ。明らかに実態では無く市場原理で為替は決められていくものだと証明されてしまいました。
それでは今ここで麻生副総理が「本当は為替操作やってるぜ～。」なんて葉巻をくわえながらつぶやいたりするといったいどうなるのでしょうか？冗談でもやめてほしいですが、そのうち誰かが口をすべらしそうで怖いですね。
すでに世の中ではインフレになると長期金利が上昇し、住宅ローンの金利も上昇すると言われています。私も基本的には同感ですが、そのタイミングは今すぐではないと思っています。少なくとも国民が２％のインフレを実感し、日銀がゼロ金利政策をやめるときまでは現状程度の低金利が進むのではないと思います、というよりは、そうでないと困る。
怖いのは長期金利だけが上昇するような現象(例えば国債が売れ残るとか)がおきる時です、そのときは住宅購入のラストチャンスの時期を意味すると思うので、お客様には絶対に長期固定金利での借り入れをお勧めするしかないでしょう。
有名な投資の格言で「もうはまだなり、まだはもうなり。」というのがあります。私はこの格言の解釈を結局最適なタイミングは後にならないと分からないという事だと解釈しています、日本人はバブル景気のあとに大勢が酷い目にあっていますが、そのときの経験を生かすことができるかどうかが今問われているのでしょう。
あの頃は世の中に住宅ローンのことを相談できる人はいませんでした、でも今は優秀なファイナンシャル・プランナーが街中にいますので、住宅ローンで悩んでいる方は是非相談してみてください。
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