低金利時代に慣れきった時代の変動金利のメリットとデメリット
以前、私が住宅メーカーの営業マンだった頃、住宅ローンの金利が低下局面に合ったため「金利が1%違うと、同じ返済額で○○○万円多くの金額を借りることができますよ。」というセールスをしていました。
例えば、毎月が同じ10万円の返済でも35年で返済する場合に金利の違いで
2%=3018万円
3%=2598万円
と420万円も借入額の違いがでます。
たった1%の違いで420万円も多く借入ができるのですから金利の違いは恐ろしいものです、営業マンだった私は「低金利の今なら一部屋増やしてキッチンを豪華仕様にしても毎月の返済額は変わりませんよ。」とセールスしていました。当時の住宅業界は同じように「低金利の今のうちに住宅を買いましょう!!」とお客様にセールスするのが常態化していました、しかしそこには“罠”が隠れていました。
罠とは金利タイプのことです、固定金利で借入していれば、毎月10万円の返済額は変わることはありませんが、変動金利で借入している場合、金利が上昇すると返済額も上昇します。そのことを意識しないで低金利のときに変動金利で借入すれば、「余計に借りられる。」とよろこんで借入額を増やしてしまった分が仇になってしまうこともあります。
私が営業マンをしていた頃は住宅ローンは固定金利が当たり前の時代でしたのでこの罠に陥る人は少なかったですが、10年以上“史上最低の金利”と呼ばれる時代が続き、変動金利で借入することが当たり前になってしまった現代では、変動金利のデメリットを意識できない営業マンが増えているのではないかと危惧しています。
単純に変動金利を否定するわけではありませんが、変動金利しか勧めて来ない営業マンや銀行員は信用しないようにするのが懸命です。
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