太陽光買い取り価格が2割減でついに当初の半額に。
2016/4/3
国は、企業や家庭がつくった太陽光発電の買い取り価格について、2019年度に現行から2割超引き下げる方針を固めたそうです。現在の買い取り価格が高めに設定されており、国民負担が大きくなっていると判断とのこと。買い取りスタート時は1キロワット時当たり48円だったのが、19年度に24円程度に引き下げられるそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160402-00000046-jij-pol
これまでは散々と太陽光バブルを煽っておいて、何を今さらという感もありますが、筆者はこれで良いと思います。地球の為とか、エコの為などとという取って付けた言い訳を付けておいて、実際は一部の限られた人だけが儲けるための仕組みになり下がり、その原資を全国民に広く浅く負担させた制度はさっさと廃止するべきです。
太陽光発電が嫌いなわけではありません、むしろ原発に頼らない発電という意味では大賛成です。できることであれば太陽光発電で家庭で使うエネルギーを全て賄うのが理想です、既にゼロエミッション住宅を発売している会社もありますが、補助金や売電に頼らず、電線の引込すら要らない住宅の実現が待たれます。
しかし制度変更により太陽光発電が売れなくなり、技術開発が進まなくなってしまわないか不安ですが、先端技術の開発は日本のお家芸でしょうから、IPS細胞の山中先生くらいのブレイクスルーを待望します、そのために税金が使われるのであれば誰も文句は言わないでしょう。
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