平成23年版住宅購入者の平均像
来週から桜祭りがはじまるというのに、何なんでしょう、岡崎の山間部では昨日「雪」が降りました。いまだにあったか肌着から卒業できません、どんどん「おっさん化」していきます、だれか助けて・・・。
国土交通省は23日、「平成23年度住宅市場動向調査」結果を発表しました。住宅の建設、購入等の実態把握・分析を行なうために、毎年度実施しているもので。今回の発表は2010年4月から11年3月の間に住宅を購入した人が対象。
概要は以下の通りです。
【住宅購入者の年収は?】
注文住宅を購入した世帯での世帯主の年収(税込み)の平均は、651万で平成19年と比較すると9%も低下している。
【何歳で買うの?】
世帯主の年齢の平均は、注文住宅・分譲住宅・中古住宅では30歳代が最も多く、特に分譲住宅では5割を超え、注文住宅・中古住宅でも4割近くを占める。
【注文住宅はいくら?(中京圏)】
中京圏における、注文住宅の購入金額(土地購入金額+住宅建築費)の平均は、4,323万円。
【その他の種類はいくら?】
住宅の建築、購入、に要した資金総額の平均は、注文住宅(土地購入資金を含む)で4,154万円、分譲住宅で3,807万円、中古住宅で2,136万円となった。資金総額に占める自己資本比率を見ると、注文住宅で37.3%、分譲住宅で28.7%、中古住宅で41.1%となった。
【どうやって依頼先を決めるの?】
工務店や住宅メーカー、建築(購入)した住宅を見つけた方法は、注文住宅では、「住宅展示場で」見つけた人が54.1%と最も多く、分譲住宅・中古住宅では、「不動産業者で」「新聞等の折り込み広告で」が3割以上となった。
【どんな設備にしているの?】
直前に居住していた住宅と比べて、省エネ設備の整備率は、注文住宅と分譲住宅で「二重サッシ(又はぺアガラス)」の増加幅が大きく、注文住宅で82.5%、分譲住宅で54.0%(同5.5%)となった。「太陽光発電装置」も民間賃貸住宅を除く住宅において整備率が上がっており、注文住宅では29.8%と3割弱を占めた。
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概ね、既報の通りですので特に驚くデータはありませんが、同調査の中でリフォーム工事を行う年代が調査されています。それによると60歳以降の方のおよそ半数が、リフォーム工事をしているという結果になっています。
今後、老後資金が必要になる世代において、リフォーム資金が重ねて必要になるわけですから、よほど計画的に用意しておかないといけないですね。住宅建築は新築時の性能も重要ですが、将来のリフォームも見据えて考えておかないと老後に痛い目に合うかもしれませんよ。