住んでよい場所、住んでよい建物。
2013・10・17
このたびの台風26号の被害により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。
思い起こせば、今年の春のことでした。弊社のクライアントの個人投資家のご自宅を訪問し、縁側でお話をしていた時のこと。妙にミツバチが庭を飛び回るので手で追い払っていると、そのお客様から言われた言葉が、「蜂の巣が低い場所につくられる年は、台風の当たり年になると昔から伝わっているよ・・・。」今年はそのとおりになってしまいそうです。
少し前までは、このような先人の知恵を生かすことは、住まいづくりでは常識でした。ところが技術の進歩とデザインの多様性などにより、先人の知恵がないがしろにされる場面をみかけることが増えた気がします。
人が住居とする範囲が不用意に広がり過ぎてしまったのか、自然の猛威の広がりが人知を超えてしまったのか、行政の対応が追い付いていないのか、災害の原因は様々です。百年に一度、十年に一度と言われる災害が、毎年のようにおきる現代では自ら考えて行動しないと、自分と家族の財産だけでなく生命にも影響を与えることになりかねません。
住まいは消耗品では無く財産です。住む場所の選択を間違えたり、地域の特性に合わないデザインにしてしまったり、高額な買い物にもかかわらず、目先の流行や安易な宣伝にのってしまい失敗する人が後を絶ちません。住まい探しで後悔したくないのであれば、本当にあなたの為に動いてくれるプロに頼むことです。
冒頭の弊社のクライアントのお住まいは土砂災害が心配される地域でしたので、いざという時でも生命を守れるように建物の形状を工夫し、あらかじめ避難場所を屋内に確保されていました。もちろん予算も重要ですが、家を財産という視点で見てみると考えが変わることもあるでしょう。
近視眼的な見方をさせるのが売り手であり、買い手は未来をしっかりと見つめなければいけません。
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