変動 OR 固定 どっち?
住宅ローンのご相談にはいろいろな内容が有りますが、
そのなかでも多いのが“固定金利”OR“変動金利”どっちがお得?
という質問です、お客様の思考方法やどれぐらいまでのリスクを許容
出来るかによって判断は分かれると思います、即ち誰にでもあてはまる
という答えはありません。
しかし、私の偏見も含まれてしまうかもしれませんが、金融機関にお客様が
相談にいかれると、往々にして変動金利を勧められることが多いような
気がします。
ではどうして金融機関は変動金利を勧めるのでしょうか?
答えは様々だと思います
・現状で考えれば固定金利に比べて支払額が少なくてすむ。
・支払額が少ないということは、より多く借りられる(貸付けできる)。
・現在は歴史的な低金利です。
と、メリットがいっぱいあって支払いが少ないから良さそうに見えますね、
でも、メリットの裏側にはデメリットもたくさんあるということを忘れてはいけません。
変動金利の最大のデメリットは、言うまでもなく金利上昇の局面になった時に
どこまで返済額が上昇するのか不明確なことです、その点を金融機関の方は
どれぐらいキチンと説明していただいているかは・・・?
金融機関にとっては、固定金利と変動金利を比較してどちらが儲かるのか
と聞けば、逆ザヤになることがないのですから、長い目で見れば変動金利
と答えるでしょう、そうすると自分たちに有利だから変動金利を勧めている
と考えてしまうのは、私が天邪鬼なのでしょうか?
誤解の無いように付け加えますが、変動金利に反対するわけではありません
むしろ、経済的合理性を言えば変動金利が最優先の選択肢になると思いますし
ここ10年くらいの間は変動金利を選択した人が得をしたと思います、
要は、変動・固定それぞれの特徴をどれだけ理解して選択しているか
ではないでしょうか?
今夜はこの後、新幹線に乗って東京駅へ向かいます、
その後、夜行バスで宮城県へ行く予定です。
明朝は、津波被害に遭った七ヶ浜のボランティアセンターへ行って・・・・
その後どうなるかは今のところ不明です、とりあえず、行ってきま~~す。