住宅用地の平均、愛知県。
2015・5・22
「土地の大きさって、普通はどれくらいですか?」一戸建ての住宅を探している方からよく聞かれる質問です。
全国平均と比べてもあまり意味がないので、愛知県の2015年2月から4月までの間のデータを中部圏不動産流通機構のデータから引用すると、
・新築 141.11㎡(42.68坪)
・~築20年 182.53㎡(55.21坪)
となります。
20年前の中古住宅と新築(恐らく多くが建売)との差は41.42㎡(12.5坪)もあります。もっとも築20年の中古住宅は建売ばかりとは限りませんので、単純に比較はできませんが、3割も大きさの違いが出ると“普通”という物差しをあてはめることが難しいということです。
住宅を購入する人は、大きな買い物ですから、つい他人の目が気になるものでしょう。しかしこのように比較の仕方によって、データのばらつき(平均ではなく、中央値にするとさらに差が拡がるでしょう)がでるので、それほど参考にはなりません。
他人がどれぐらいの面積の土地を購入しているのを気にするのではなく、自分たち家族にとってどれぐらいの面積が適切であるかを気にするほうが、よほど前向きな考え方でしょう。物理的な大きさの比較は、個人的な満足感を得られるだけで、他人はそれほど気にはしていません。
効率の追求や、合理性を求めるのだけが住まいづくりではありませんが、投資金額以上に立派に見せる手法や、小さな空間を大きく見せる手法もあります。どんな土地であっても良い点は必ずあります、それらを活かす方法を見つけることができれば、土地の大きさは関係ありません。
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