中古住宅という選択もあります。
最近、立て続けに中古物件についてのご相談が多いので、
注意点を少々。
中古物件の場合は、建物の維持管理状況や設備などの傷み
具合の確認も必要です。
一戸建ての場合は建物の外壁や屋根、建物の基礎や土台
などを見て、大きなひび割れや傾きがないかを注意しましょ
う。自分では状態の判断が難しく不安な場合は、住宅の劣
化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所等について、専門の
民間業者に「ホームインスペクション」を依頼する方法もあり
ます。
なお、中古物件を見学する場合は、売り主が居住中のことも
ありますのでマナーに気をつけましょう、靴下を履き、手袋を
するぐらいの配慮が必要です。また、設備や内装の汚れや
傷、欠陥などに気がついても、後で不動産会社の担当者に
相談するといった配慮が必要な場合でしょう、だれでも目の
前で自分の分身の悪口を言われたら気分が悪いものです。
また、中古物件を購入してリフォームする場合は、希望通りに
リフォームできるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。主
に、一戸建ての場合は、法律や条例による制約を確認する
必要があります。さらに、建物の構造上からリフォームが難し
い場合もあるので、リフォームを依頼する専門家などに相談
するとよいでしょう。
その他にも融資を利用してリフォームをするなど、注意点が
いろいろあります。
特に中古物件の場合は、売り主がほとんどの場合一般個人
です、仲介業者がいるからと言って傍若無人な振る舞いを
すると、買主様にとっても決して良い結果になることはありま
せん。
中古物件の場合は、会社と人ではなく、人と人との取引に
なります、取引に感情が介入することもあるということを
お忘れなく、逆にその点が友好的に進捗できると、思わぬ
好結果を出すこともあります。