洪水に対処できる住まい。
落雷の被害が多発しています、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。実は10年ほど前に私も落雷を経験したことがあります、その時は、カミナリは特に珍しいことではないので「ゴロゴロとウルサイな~。」くらいにしか意識していなかったのですが、突然、大音響と共に私の目の前を水平方向にスパークが走り抜け、直後に停電、そして社用電話の交換機から出火と大騒ぎになりました。消防車は来るは、家電製品の多くは破壊されるはの大損害、後にスパークの通った跡を見てみると、スチールの家具に穴をあけるほどの電流だったようで、自分のカラダを通っていたらどうなっていたかと思うといまだに身震いします。
住まいを探すときに、最近では特に自然災害に対してリスクを排除できるようにエリアを考える方が増えてきました。当地、三河地方では東海地震に対する備えの他に大雨の被害を心配される方も多いですね。
愛知県内の市町村では、それぞれで洪水時のハザードマップを公表しています。ただしそのハザードマップを見ると、三河平野のかなりの範囲で洪水が心配される状況になっていることが分かります。もともとが農業を中心に栄えてきた地域ですので致し方ないのですが(同じ基準で考えれば名古屋駅周辺も危険地帯になります。)どうしてもその地域を選ばざるをえない事もあるでしょう。しかし、その場合でも対策方法はあります。
浸水対策で一番簡単で効果的なのは“嵩上げ”(かさあげ)です、単純に前面の道路より地盤を高くする、もしくは建物の基礎を高くして、増水時に水が建物の中へ浸水してくるのを防ぐ方法です。
実例をあげますと、岡崎市内の川が氾濫し自衛隊まで出動するほどだった“平成20年8月末豪雨”の際も、私の自宅の周り一面は湖の様になり、道路は完全に冠水状態になりました。それでも実は私の自宅は“嵩上げ”を施してあったのでかろうじて浸水を免れることができました。
希望のエリアで土地を求めることができない場合でも、建物の工夫次第では、短所を打ち消すことは可能になる場合もあります。(ただしハウスメーカのなかには基礎も認定を受けているような場合は、嵩上げができない事もありますので注意してください。)
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