江戸時代の住まい。
半分家族サービスなのですが金沢市界隈に、
江戸時代の建物見学に行ってきました。
神社仏閣、農家武家集落など、はじめて見るところもたくさんあり、大満足でした。
なかでも、江戸時代末期の現存する建物を見学させてくれる、湯涌江戸村には
当時の農家が再現してあるのですが、私が感じたのは、なんと「郷愁」でした。
もちろん、私は昭和生まれですが、私の幼少の頃には近所にはまだ、
藁葺き屋根の農家が数件残っていたので、懐かしく感じたのです。
三和土の土間やいろり、広縁など現代の住宅では贅沢の極み、象徴ともいえる物が
あたりまえのようにそこに存在し、生活の中心となっていました。
現代の便利で快適な住宅とはかけ離れてはいますが、それでも今になっても
昔のような家が欲しいと若い人が言われるのは、日本人のDNAなのでしょうか?
あらためて、「住まい」とは何なのか考えさせられた経験でした。
江戸村で45年位前にタイムスリップしたハナタレ小僧の進くんは、今の私を
どう見ているのか気になります。
ちなみに写真は帰り道に寄った白川郷ですが、完璧な観光地だったので
ちょっと残念でした。
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