水にかかわるお金
梅雨に入って、水がらみの話題が増えてきていますが、住まいを購入しても“給水分担金”という耳慣れない費用を請求されます。
以下、岡崎市のホームページより。
【岡崎市の水道は、浄水場を経て配水管により各家庭に給水する仕組みになっております。その施設は、現在既に使用しておられる皆さんの水道料金等によって設置及び拡張したものでありますから、新規に加入される方から応分の水道施設建設改良費の一部を負担して頂くものであります。】
さらに引き込む水道管の直径によって納付する金額が変わります、13ミリメートルの場合は84,000円、20ミリメートルの場合は126,000円になります。直径によって随分と金額が違うのですが、現在では一般家庭の場合20ミリを引き込むのが大多数でしょう。以前は13ミリが一般的でしたが、現在の家屋は2階にもトイレなど水回りの設備を付けることが多いので13ミリだと水圧不足になり不具合が生じるかもしれないからです(絶対にダメという事はありません、その地域の水圧が高ければ13ミリでも大丈夫です)。
ということで、水道を使うまでにはこの分担金を支払ったり、敷地の中に引込がされていなかったりすれば、引込工事費(道路に水道管が無ければ100万円以上かかることも珍しくありません)が必要になります。
賃貸住宅に住む場合は、まったく関係のない費用ですので寝耳に水のような費用ですが、支払わないと水道は使えません。では中古住宅はどうでしょうか、中古住宅の場合、分担金は以前の所有者が支払っていますのであらためて市に納付する必要はありません。ただし稀に権利として売主へ支払うように求められることもありますので注意してください。