お家の進路相談所スタッフブログ

中古住宅、建物の事以上に注意しなければいけない「土地」

2016/3/7

 

 中古住宅を購入するときは、建物のことばかりに目が行きがちですが、さらに重要なのが「土地測量」です。

 

 不動産を購入されたことのない方は、意外に思われるかもしれませんが、土地の形状は多くが曖昧になっています。売主が「ここまでが私の土地。」と言っても、隣接地の所有者が必ずしも同意してくれるとは限りません。

 

 中古住宅の取引の時には必ず土地の境界の位置を明示しますが、それは一方的に売主が「ここです。」と言えば済ましてしまうこともできるので、買主が疑問を持たなければそれでお終いです。もし将来に隣接地と境界でもめ事が起きても後の祭りです。

 

 売主の立場としては、測量をすると時間と費用が掛かります、余計な出費をしたくない事情のある売主は、頑なに測量を嫌がることがありますが、そのような物件に限って測量をするとトラブルが発覚するのは何故かよくあることです。

 

 売主から売却の媒介契約を取りたいだけの不動産業者は、測量の話などは後回しにする傾向があります。買主が現れた時に「買い希望の人が測量してくれと言っている。」と然も買主の都合のせいにして、まるで売主の運が悪いぐらいの話にして責任回避します。

 

 弊社で中古住宅購入のサポートをする場合、区画整理地や極最近に分譲された土地以外は、原則として確定測量済みで、測量図と現地の杭があっている物件でなければ購入の検討は薦めません。もし気に入った物件が確定測量がされていないのであれば、測量を購入の条件にしてもらいます。

 

 前述のように不動産の売買契約書や重要事項説明書には測量の有無は明示されるのですが、もし測量をされていない物件を、そのまま購入するような内容になっていても、知識のない方では「そんなものか。」で済ましてしまうでしょう。後になって気がついても、既にそのことを了解した書面にサインをしていますので、売主も不動産業者も責任はとってくれません。

 

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