差し押さえ
今朝のネットのニュースで気になるものがひとつ有りました
それは「住宅差し押さえで発病?」というタイトルの記事。
米国での話しですが、全米経済研究所というところの発表によると、
「住宅の差し押さえと病気の発生率に相関関係が有ることが明らかになった
とのこと。差し押さえが100件増加すると、それに伴って高血圧による
受診と入院が7.2%、糖尿病が8.1%の増加、また神経症に絡んだ外来受診が
12%増加。さらに、自殺未遂による外来受診は39%増加した」
たいへんネガティブな情報ですが、自殺者の多い日本では同じような統計を
とると恐ろしいデータがでそうな気がします。
住宅ローンの仕組みが日本と米国ではだいぶ違うので
もちろん単純比較はできませんが、米国ではノンリコースローン
という住宅ローンがあり、それを使っていれば、差し押さえられても
家を手放すだけで、破産するようなことは有りません。
それでもこういった影響を与えるのですから、日本のように
差し押さえイコール破産というような厳しい制度だと
推して知るべしです。
やはり、住宅探しのはじめの一歩は正しい「ライフプラン」をたてて
無理の無い住宅投資計画が必要ですね。