家づくりの不安
あるインターネット調査での結果です、
ちょっと見にくいでしょうが、実際に家を作った方が、自分の経験において
家づくりに対して、実際に困ってしまった事のトップはお金に関することで
目安や基準が分からない、次は予算に納まらないでした。
平成16年の調査ですが、現在でも状況は変わっていないと思います。
“目安や基準が分からない”事に関しての原因は、建築業界の体質に
有ると思います。
私の認識では、住宅の建築請負工事の粗利益率は、概ねどこの業者でも
20%から30%ぐらいだと思います、全ての原価をあきらかにして欲しい
とまでは思いませんが、健全な業界の発展を望むのであれば
そろそろ、単純比較できるような標準様式の見積書なりを業界が率先して
作るべきではないでしょうか?客に最初から隠し事をするような見積書を
使っている限りは、ミスや手抜きをする体質からは抜けられないと思います。
2番目の“予算オーバー”ですが、これは業者だけが悪いとは思えません。
はじめから、適正な予算の裏づけを取らないうちに、計画を進めてしまうので
あとから予算配分ができなくなり、結果として予算オーバーになってしまうのが
住宅建築のよくあるパターンです。
家づくりはまず “ライフプラン” から。 これが、これからの常識になってほしいと
思います。
上記のデータが必要な方は連絡ください、先人が困ってしまったことを
避ければ、住宅作りは必然的に成功します。