小さな不動産会社は不安?
2016/4/19
中古マンションを探しているお客様、以前気に入った物件があったそうですが、その物件を取り扱っていた不動産仲介業者が、お店が一つしかない「小さな会社」だったので信用できずに購入をやめてしまったそうです。
では本当に「大きな会社」であれば安心できるのでしょうか?不動産という「大きな買い物」をするからには、担当者はもちろん「プロ」であることを望みますが、実は大きな会社になるほどプロの証となる宅地建物取引士の資格者に担当してもらう可能性は低くなります。宅建業法で宅地建物取引士一人で5人までは営業担当者を営業所に配置することができます、つまり大きな会社では客にとって最悪の場合、五分の四の確率で無資格者が担当になってしまいます。
「小さな会社」の場合、例えば社長と事務員の二人で行っているような不動産会社では、営業担当者の社長は間違いなく宅地建物取引士の資格を有しています。そしてその資格に傷が付くような行為を行うと、会社そのものに傷がつくことになるので、おのずと慎重になります。
お客様の立場では、不動産という「大きな買い物」をするのに、「小さな会社」では不安を感じてしまうかもしれませんが、実際に取引現場での担当者の会社の規模の大小よりも、業務に対する責任感や知識量、最低限の資格を重要視するべきではないでしょうか。
全ての不動産業者で働くものが、依頼人の貴重な財産を託されたものとして責任を持ち、最新で有益な専門的知識を提供し、誠実な態度で公正な取引を提供することを心がけなければいけないのですが、それができない者がはびこってしまっているのが実情であるのが情けないことでもあります。
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