買おうとしている土地に「測量図」が無いと。
土地の売却をするときに“測量”の有無が問題になることが多々あります。現在自分が住んでいる家について、イメージとして(隣との塀の中心とか、ブロック積みまでとか)理解していても詳細を把握していない人がほとんどです。
自分が住み続けているうちは問題ないのでしょうが、手放すことになると話は別です。次に住まわれる方は、誰が見ても一目瞭然に所有地を主張できるようになっていなければ怖くて買う事ができません。
土地の周囲に“境界杭”があり、その杭に隣地の所有者が異議なければ問題ありませんが、全ての杭が明確にわかる物件の方がはるかに少ないです。そこで売却の際には測量図の有無が問題になるわけです、ところが仮に測量図があったとしても役に立たない事も多いです。
測量図には次のような種類があります。
【確定測量図】…いちばん信頼性の高いもの。全ての隣接地と土地の境界確認をしたもの。
【現況測量図】…隣接地に水路・道路等の公共地がある場合、確定測量図にしようとすると境界確定(官民明示)に数か月かかることがあるので、隣接する民有地とのみで境界確定したもの。
【仮測量】…一般的に隣地などの立会いをせずに測量したもので、あくまで目安です。
一般的には売却の際には確定測量図が必要になります、ただし確定測量図であっても測量した時期が古いものになると信頼性が怪しくなっているので、測量図通りになっているかの確認作業が必要になります。
これから住まいを買われる人は、できるだけ確定測量図がある物件をお勧めします。売る人にとって確定測量は費用と時間がかかるものなので、できれば避けて通りたいのですが、買う人にとってはとても重要な問題です。一旦承知して買ってしまうと、後々トラブルになっても自分で解決しなければならなくなりますのでその場合は思わぬストレスを抱えてしまう事になります。
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