土地と建物どちらを優先する?
空気が乾いてますねぇ、今年で50歳になる私はお肌の曲がり角をとうの昔に通り過ぎていますからほとんど干からびたといっていい状態になっています、既に「生きたミイラ」の域に到達です、あぁ若い頃にあんなに日焼けしなければよかったのにと後悔しまくりです。
これからマイホームを探し始める方からこんな質問をされます
「土地と建物どちらから決めれば良いですか?」
この質問は答える相手によって返答が変わってくるでしょうね、ハウスメーカーの人に聞けば当然「もちろん建物からです。」と答えるでしょうし、土地を売るのが職業の人は「もちろん土地からに決まってるじゃありませんか。」と答えるでしょう。
私がこういった質問を頂戴する場合の返答はこうです、
「どちらを重要視するのかを決めきれてないから迷われるのですね。」
答えになっていないでしょうが、これが事実ではないでしょうか、「決め手」を欠いたままではいつまでも迷い続けるだけで時間だけが無駄に消費されていきます。
但し、物理的に明確なことあります、それは
<土地はひとつしかなく建物の会社は星の数ほどある>
ということです、それを理解すれば答えは見つかるのではないでしょうか。
では「決め手」とは何でしょう?決め手はひとつではありません、個人と家族の事情により沢山の選択肢があるでしょう、しかしその中で絶対に外せないのは予算です。
でも「建物は見積もりを取らないと決められないでしょう」と反論を受けるかもしれませんが、それは逆(若しくはハウスメーカーの屁理屈)です、建物にはこれだけしかお金をかけないと決めてしまえばいいです、その肝心なところを人任せ(ハウスメーカーや工務店)にせず施主自身がリードすればよいのです。希望の建物は○○○○万円かかるではなく□□□□万円の予算で最大限希望を満たすというように発想を転換すれば施主主導による家づくりをできるようになります。