地震保険の役割
昨日の岡崎はずいぶんと寒かったそうですが、今日はまた夏に逆戻りの様子ですね。風邪をひきやすい季節です、皆さんご自愛ください。
住まいを購入したときの諸費用で、忘れがちなのが「地震保険」です。地震保険はその必要性も含めて意見が分かれるのですが、最近では着実に加入率が上昇しています。
地震という滅多に無いが、一度起きれば巨大な被害を起こす災害について、どれぐらいを保険でまかなうのか適正値を導くのは極めて難しいですが、通常の地震保険では最大でも50%までしか補償されませんので、全壊などということになれば、災害前と変わらない状態に復することは困難でしょう。
それでも東日本大震災では、たった3ヶ月の間に総額で1兆円を超える保険金が支払いされました。全てを無くされて毎日のお金に困っていた被災者の方にはとても役に立ったそうです。
地震保険の加入を検討する時には「その保険金で住宅を再建する。」ことばかりに考えがいってしまいます。ところが実際に大災害に遭遇すると、住宅の再建以前に必要な事(仮住まいや生活必需品の購入)が膨大にあるので、まとまった資金を早急に手にできる地震保険は頼りになる存在です。
しかし、東日本大震災では、これまでに積み上げた地震保険の“支払準備金”の概ね半分を使ってしまったそうです。もし近未来に、懸念されている大地震が、関東・東海地方を襲うとしたら被害額は東日本大震災の比ではありません、そうなると支払準備金が不足することになり、東日本大震災の時にできたことが、できなくなるかもしれません。
保険などの諸費用は、後から考えるので削ったりやめてしまったりします。初めから絶対に必要な費用として決めておけば後から後悔することもないでしょう。
写真はFPフェアの帰りに利用した、仙台空港の1階ロビーの様子です。丸い柱に青くラインが書いてあるのは、先の震災の時の津波の高さだそうです。ラインの高さは大体4m位の高さに見えました、さぞかし恐ろしかったであろうと容易に想像がつきます。
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