手持ち資金はどれだけ残す?
ちょっぴり風邪をひいてしまいました、昨日は一日中頭痛で調子が出ませんでした、皆さんも張り切りすぎと体調管理にはお気をつけください。
住宅ローンを組むときに頭金は多く出すのにこしたことはないのですが、とはいえ張り切って手持ち金がゼロになるまで支払ってしまっては心もとないです。では一体どれくらい残しておけばよいのでしょうか?諸説ありますが会社勤めの方であれば一般的には通常の収入の3~4か月分くらいを残しておくのが目安のようです。
どうして3~4か月分くらいを残しておくのかいうと、会社勤めの方の場合、倒産や解雇だと1ヵ月後、自己都合のときは4ヵ月後には失業手当てが受給できるようになるのでそれまでのつなぎの期間というのが根拠のようです、一方、自営業者の場合は、通常、失業手当がありませんので、サラリーマンの場合よりも少し長めに半年程度の手取り月収に相当する貯蓄は手元に置いておきたいところです。でもそれぞれの家庭によって事情は違いますのでそのまま鵜呑みにするのはやめてください。
さりとて手元資金を多く残しておきたいがゆえに融資額を増やしてしまうと住宅資金のトータルの負担は重くなりますので「ちょうど良いライン」の貯蓄だけを残し、あとは出来るだけ頭金に充当するようにするのが無難でしょう、「ちょうど良いライン」の見極めはファイナンシャル・プランナーの出番です。