住宅購入のための頭金。
明日9月30日は「中秋の名月」です、でもこの地方には台風が近づいているので、どうやら期待できそうもありません。せめて今夜少しでも愛でる事ができれば良いのですが・・・普段の行いが悪い私にはご褒美は無いでしょうか?
なんだか最近は政治情勢がキナ臭いうえに円高やデフレが収まる様子も見せないのに金利情勢は低いままです。その理由はエコノミストや評論家にまかせるとして、これから住宅ローンを組もうと考えている方は借入金をできるだけ減らすために頭金を少しでも多く貯めようと考えていらっしゃると思います。
このまま住宅ローン金利が低いままで推移すれば問題ないのですが、もし、住宅ローン金利が上昇トレンドを示した場合、住まいの購入を控えている方はどのように対応すべきでしょうか。
目標の頭金を貯めるまでと考えていた住まいの購入を前倒ししたほうが得なのか?それとも頭金をできる限り貯めながら様子を静観した方がよいのか?
仮にフラット35などの長期固定型金利を検討している方にとっては、住宅ローンを早めに借りた方がいいのか、金利の状況を見ながら、頭金を貯めて少しでも借入元金を減らした方がいいのかという問題が出てきます。現在の金利情勢がこれ以上は下がらないというほどの低金利の時代ですのでなおさらです。
例えば、全期間固定金利 2.0%
借入金額3000万円 返済期間35年
とした場合に、
今すぐ借入すると
総利息額は1174万円となります。
金利が変わらず、毎年100万円の貯蓄を5年続けて、借入金額を2500万円・返済期間30年にすると、
総利息額は827万円となり、その差は347万円も得をします。
では、同じように5年間で100万円を貯蓄しても、その間に毎年0.2%ずつ金利が上昇して3.0%になっていた場合は
総利息額は1294万円となるので、その差は今すぐ購入したときと比べて120万円の損になります。
せっかく利息負担を軽くしたいために貯蓄に励んだのですが、結果としては5年も住まいの取得が遅くなったうえに、金利負担は120万円も多くなってしまいました。
原則的には頭金を少しでも増やすために貯蓄をすることをお勧めしますが、金利の情勢を無視して貯蓄をしても逆効果になることもあるということです。やみくもに頭金の増額に励むのではなく、ライフプランを踏まえて検討することが重要です。
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