予算オーバーさせない裏ワザ。
昨日の台風は豊橋市方面に上陸したそうですね、予想していた以上の大荒れで、岡崎市からの防災情報のメールが大量に届いて落ち着きませんでした。伊賀川がまたもや氾濫か!というくらいまで水位が上昇したようですが、なんとか免れて良かったです。
住まい探しをしているお客様について、不動産業者や建築業者が一番知りたい情報は何だと思いますか?それは“毎月の返済額の上限”と“返済期間”です。
不動産屋さんの店頭でよくある会話、
客:「この物件を買うと毎月の返済はいくらですか?」
不動産屋:「○○万円ですね!」
客:「えっ!じゃあ無理だわ。」
不動産屋:「じゃあ、いくらなら良いですか?」
客:「だいたい▲▲万円かな~。」
不動産屋「じゃあこれなら買えますよ!」
ここで不動産屋の勧める物件の支払金額の目安は、大抵の場合変動金利で借り入れした場合の金額です。
一般の方が興味が湧くのは“建築費の総額、マンションや建売でしたら購入価格の上限”ですが、実はそれらの金額は住宅ローンの借り入れ条件次第で全く変わってしまうのであまり意味は無いのです。
例えば3000万円を35年返済・変動金利0.9%で借入すると毎月の返済は約8万3千円になります、これを固定金利2.0%で借入した場合は毎月の返済額が約10万円になりますので印象ががらりと変わります。
同じ金額を借入するのに返済額がこれだけ違うと、購入者の購入意欲にずいぶん影響するでしょう。8万3千円ならば
「毎月のお家賃並みで購入できますよ~。」
とセールスできますが、10万円になると、
「ちょっと頑張れば大丈夫ですよ。」
とトーンダウン、セールスとしては弱くなりますのでどうしても返済額の低い変動金利を勧めざるをえなくなります。
そこで購入者側としては、担当の営業マンにはっきりと希望する「毎月の返済額の上限と返済期間」を伝えておく事です。それさえ伝えておけば、住宅ローンが変動金利であろうが固定金利であろうが関係ありません、もしどうしても予算が足りないのであれば、若干だけ返済期間を延長することにより予算のコントロールもできます。
但しこの方法はきちんとした裏付けが必要です。自分の収入と支出に見合った返済額を、ライフプランを踏まえて考えてある事を担当者に伝えれば、無理な予算オーバーを押し付けられる心配も無くなります。
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