住宅ローンは金利だけで選んではいけない。
大納会では年初来高値を更新、為替は86円を回復と経済界にとっては上向きな締めくくりでした。来年にはマイホームを買うぞ!とお考えの方にとってこの傾向は良いものになるのでしょうか?
世間では住宅ローンの金利が上昇するのではないかと囁かれています。上昇の根拠は「景気の上向き」「国債価格の下落により結果としての金利上昇」「インフレターゲットの導入」などがもっぱら言われている理由です。
はたして本当に金利が上昇するかどうかは高名な評論家や学者さんが発言されていますのでここでは控えますが、住まいをこれから購入される方にとってはとても悩ましい問題でしょう。
住宅ローンの金利が上昇するのであれば“長期固定金利”で借入するのが常識的な考え方でしょう、しかしそれは本当に長期の返済期間を要しなければ完済できない人にとっては「正解」であって、同じ住宅ローンであっても比較的短期間で返済できる人にとっては「不正解」かもしれません、住宅ローンは百人百様です。
住宅ローンの金利は全てが連動して変動するわけではありません、変動金利の商品と固定金利の商品はそれぞれが別々の基準で金利変動します。すなわち固定金利の商品の金利が上昇したからと言って変動金利の商品が同じように上昇するわけではありません、「住宅ローンの金利が上がったぞ!」と聞いてそれだけで右往左往する必要はありません。
では、これから住まいを探す人、住宅ローンを借りる人はどうしたら良いのかといえば、まずは「金利が上がるから急いで買いなさい。」「家賃並みの返済ができる最後のチャンス。」「住宅ローンは絶対にこれが一番。」「他の皆さんも同じですよ。」というようなことを平気で言う人の話を鵜呑みにしないことです。そしてどの住宅ローンが一番得なのかを調べるのではなく、どの住宅ローンが自分に一番適しているのかを判断する事です。
過去の金利上昇局面では住宅の駆け込み需要が発生しました。来年はそれに消費税の増税が同時におきます、消費者のマインドが上向いていけば、過去と同じように駆け込み需要が発生するかもしれません。
けれども、そんな時だからこそ計画的な行動が重要です、「まわりの皆が買っているから私も・・・。」では間違いなく失敗します。
住まい探しをしている方にとって、新年が今年よりもさらに良い年になることを祈念いたします、来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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