岡崎で地盤の良い土地を探す方法
これから住まい探しをされる方は、できれば地盤の良いところで家を建てたい、家を購入したいとお考えでしょう。しかし現状では明らかに問題があることを把握している場合を除き、土地の売買の際には詳細な地盤の状況を提供する義務は売主にも仲介業者(不動産屋)にも無く。
そうなると買主としては売主の了解を得たうえで、売買契約の前に自費で調査をするか、購入後に調べるしか方法はありません。もっとも物件周辺のデータが公開されていることもありますので、参考にすることもできます。
土地開発が進んだ現在では、以前がどのように土地利用されていたのか、見た目だけでは解らなくなってしまいました。昔は谷や沼だったところが埋め立てられて、グランドや工場になっていたものが、再開発されて住宅団地になっている場所は岡崎市内でも多く見受けられます。直前の土地利用方法だけで判断すると思わぬ軟弱地盤だったりすることも珍しくありません。
最近では“古地図”が見直されています。昔から神社やお寺、古墳などの文化財の近くは地震などの災害に強い場所(地盤が強固)だといわれていますので、住宅建築には適地かもしれませんが、肝心のその場所が現代の地図ではわからなくなっている場合も、古地図であれば読み取ることができます。
ただし、素人判断は危険です。現代の地図と古地図とでは作成方法がまったく違いますし、自治体の再編で地名変更が何度も行われていますので、古地図の見方はますます難しくなっていますから注意してください。
ご参考までに岡崎市の古地図