大規模ハウスメーカーだからこそ、問題住宅が建てられる。
2013・11・29
先日、新聞などの報道で話題になったミサワホームの“施工ミス”、
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201311150104.html
「あぁ、またか~。」という感じのハウスメーカーによる住宅建築業界の根本的な問題の露呈です。
この問題は、もちろん施工ミスを犯したミサワホームに最大の責任がありますが、長期間発覚しなかったのは別の理由があると思います。
一般的な在来工法の建築物は、工法が標準化されていることもあり、第三者がチェックしやすいという特徴があります、つまり問題をおこしても発見しやすいということです。対してハウスメーカーの商品は、会社が独自の基準を策定し、それを国交省が認定する仕組みになっています。よって、ハウスメーカーの住宅は独自性が強い事により、第三者の目が届きにくくなるという欠点があります。
今回の問題も、その独自性に起因し、おそらく現場ではだれもこの事を問題視しておらず、長年の慣習で疑問視すらされていなかったのでしょう。
この事件の唯一の救いは自社商品を開発したハウスメーカーですら見落としていたことを、下請けの工務店が問題視し、発覚したという事です。自社の商品ばかり建築するハウスメーカーと違い、下請け工務店は様々な工法の経験がありますし、最近はコンプライアンスに対する考え方が厳しくなっているので、下請け工務店の方が余程しっかりしているのかもしれません。
大規模な会社が下請け会社に問題告発されるのは情けない話ですが、隠ぺいすることなく公表したのはまだマシだと思いたいです。この問題が“氷山の一角”でなければよいのですが・・・。
この前の日曜日、私が運転する車のまえに突然、婦人警官が飛び出してきて強制的に停止させられました。アレレ?何かまずい運転でもしてしまったのかとドキドキしていたら、婦警さんが「この先には進めませんよ~。」とさわやかな笑顔で“命令”。何事かと思ったら、岡崎市が開催するマラソン大会の為の道路封鎖でした。ずいぶん前から告知がされていたのですが、当日になってすっかり忘れているなんて私の記憶力の低下を決定づけられた気分です。おかげで40分ほど足止めされ、目の前を駆け抜けるマラソンランナーの苦悶の表情を見学することになりました。
そういえば最近、運動不足だな~。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
株式会社ハウジングコンサルティングファーム
一般社団法人マイホームマイスター協会
中日教えてナビ
http://oshiete.chunichi.co.jp/mikawa/pro/169/
マイベストプロ愛知
個人入札 愛知
http://aichi.kojinnyusatsu.com
〒444-0059 愛知県岡崎市洞町字西五位原1-1
Goonfactory
102
TEL(0564)26-0222 FAX(0564)26-0220
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼